キャノンデール2012年モデル注目バイク SuperSix EVO スタッフ・インプレッション

2012年モデルで注目バイクのベスト10には必ず入るであろうロードレーサー。
「SuperSix EVO」
去年のキャノンデールの輝かしい実績を誇るバイク「SuperSix Hi-mod」。
そのバイクをさらに速くすることだけに執着したバイク作りが行われたことを安易に想像できるフレームです。

まず最初の一漕ぎ目の印象は残念ながら“普通”でした。 際立った軽さもなく、驚愕の加速性もなく、それなりの高級カーボンフレームスタートでした。
ただ、その以外の“登坂”“平地巡行”どちらを取ってもレーシング・マシンという印象を受けました。
まず、登坂ではいつもなら“50-14T”で軽くダンシングしながら上がる坂を、シッティングのままで加速しながら登って行けました。 しかも“52-14T”で!
ただ、その瞬間も足に返ってくる感触としては“軽い”というものではなく、単純に“速い”と感じるものでした。この時はサイクルコンピューターを付けていた訳ではないので、明確な速度はないのですが、体感で“速い”と感じることが出来ました。
次に“平地巡行”。 これも“早い”というのが第一印象です。
「CAAD10」のフレームで同じようなコースを初めに走った際は、「どこまでスピードがでるのだろうか?」といったような“加速性”を感じながら乗っていた記憶があります。
今回の「SuperSix EVO」ではスタート時の出だしを無難にこなし、シッティングにポジションを変え巡行に入って4~5回転で既に“早い”状態にあります。
フレームがしなり、その反発力を使って加速していく今までのフレームとは違い、いつの間にか早く走っている状態になるバイク。
もう一つ気になったのは“ハンドルの操作性”です。
今回の「EVO」フレームではコラムを1-1/8から1-1/4のテーパーとし、ハンドリングよりも軽量化に重点をおいたように見えました。
それも実際に乗って分かったのですが「フレーム自体の剛性が上がっているため、1.5“もの径はいらないのだろうな」という結論に至りました。
これが下りが苦手なバッソにそこまで言わせたシステムの一端かと思いました。


これは私のようなサンデーライダーではなく、しっかりとレース畑に根を下ろしたライダーが乗った場合どんな世界が見えるのか。非常に楽しみなバイクだと思います。
この高い剛性のバイクが発揮する最高速度・ヒルクライムでのパフォーマンス・安心して攻められるダウンヒル。
とても「これからロードレーサーに乗ってみたい」という方にはオススメし難いバイク。
飽くまでスピードとタイムを欲するライダーにはぜひぜひお乗り頂きたいバイク。
それが今回の私の総括となります。

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